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髪の毛に清潔感を。。

2025-05-02

「清潔感って、どうすれば出るんですか?」

こう聞かれることがあるのですが、意外とこの質問って奥が深いんです。

というのも、多くの人は「清潔感=清潔にしていること」だと思いがちです。でも実際はちょっと違います。

シャンプーしてても、髪がボサボサだったり、色がムラになっていたりすると、どうしても“清潔感”から遠ざかってしまうことがあります。

つまり、髪の「色」や「質感」も、清潔感に直結しているというわけです。

今回のお客様もまさにそんなお悩みを抱えてご来店されました。

とってもおしゃれな方で、今までにブリーチやパーマも楽しんでこられたそうです。

その気持ち、すごくわかります。やっぱり、髪ってファッションの一部ですし、ちょっと冒険したくなるとき、ありますよね。

ただ、その分だけ髪にはダメージが蓄積していきます。

さらに、白髪が気になるお年頃になってくると、「ダメージは避けたいけど、白髪はちゃんと隠したい」という気持ちが強くなります。

そこで、美容室でもいろんな方法を提案されることになります。マニキュアで優しく染めてみたり、リタッチだけしてみたり…。

結果的に「全部ちょっとずつやった」みたいな状態になりやすいんです。

そして、気づいたら髪が4色くらいに分かれてしまっている、ということも。

実際、今回のビフォーの写真(1枚目)では、髪にかなり色ムラがありました。

根元は暗め、真ん中あたりはオレンジっぽくて、毛先は明るく、ところどころ白髪も…と、正直なところ「まとまりがない印象」になってしまっていました。

でもこれ、決してその方がズボラだったとかじゃなくて、「ちゃんと悩んで、ちゃんと手をかけてきた結果」なんですよね。

とはいえ、やっぱり清潔感は欲しい。

そんな時に私が提案したのが「白髪ぼかしハイライト」です。

これ、最近よく耳にする方もいるかもしれませんが、ものすごくざっくり言うと「白髪を隠すんじゃなくて、白髪をぼかす」という方法です。

白髪に合わせたハイライトを入れることで、白髪が浮かずに自然に馴染んで見えるんです。

さらに、今回のように色ムラが目立つ場合は、ハイライトを重ねてあげることで色の統一感も出ます。

ダメージ部分は思い切ってカットすることで、手触りもぐっとよくなります。

そしてアフターの写真(2枚目)がこちら。

明るさに透明感が出て、白髪もふんわりと馴染んでいます。

「カラーしました!」って感じの重たさや違和感がなくなって、清潔感がぐんとアップしました。

仕上がった後、お客様が「なんか気持ちまでスッキリした〜」とおっしゃっていたのが印象的でした。

というわけで、清潔感を出すには「色を一色に揃える」ことが正解、というわけではありません。

白髪を隠すのも大事だけど、それ以上に大切なのは「今の髪の状態に合わせて、ちゃんと整える」ことなんだと思います。

整っていると、人って自然と清潔感が出るんですよね。不思議と。

もし今、「なんか髪の印象がゴチャついてるかも」と感じている方は、白髪ぼかしハイライト、選択肢の一つとして考えてみるのもいいかもしれません。

気軽に相談してもらえると嬉しいです!

それでは、また次回のブログでお会いしましょう〜。