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髪の毛を乾かす時間なんて、ねーよ💇‍♀️働く女性の現実と美容師のきづき

2025-09-20

おはようございます😃 私自身、美容師ですが、時には髪の毛を乾かさずに寝てしまう💤43歳【田舎のカリスマ美容師✂️】太田 雄二郎です💤

長年美容師をやってきて、お客様に毎日、ずっと繰り返し伝えてきた言葉があります。
「毎日きれいに乾かしてくださいね」

先輩から教えてもらった格言の様な言葉。
「お客様に髪の毛のアドバイスをするのは正しい行為」
でもその正論、ホントにお客様は喜んでますか!?

お客様の現実
思い浮かぶのは、毎日、一生懸命、働いて家に着く頃には既にヘロヘロ。 でもすぐ身体を休める事は叶わず。
それでも子供の事や家の事。
夕飯を済ませ、片付けをして、明日の準備をして…。
ようやく自分の時間が来るのは、眠気と戦う最後の最後。なんなら途中で寝てしまう人💤

「髪は乾かした方がいいのは分かってるって。でも体力的にも精神的にも無理なのよ。今日くらいサボらしてくんないかな!??」

髪を乾かすことは、優先順位の後ろへ。
それは怠けではなく、山ほどあるやることの中で自然に選ばれている事。


そんなお客様に「髪の毛乾かして下さいね」

言えます、コレ?

本当に必要なこと
お客様は「本当はやらなきゃいけないって分かってる」し、「女性として綺麗でいたい」と思っている。
だからこそ、美容室に行ってるんですよね。

その忙しい生活の中、捻出した美容室での時間。
その時に「必ず乾かして下さいね」の正論や正しい理屈なんて2の次です☆

その正論よりも、もっとお客様に気持ちに寄り添った提案が必要です。

「乾かして寝れてないのよ。」
「大丈夫です。 僕もサボってます☆」
「毛先のダメージが気になるの。」
「大丈夫です。 僕がどうにかします☆」
「白髪が気になって。。」
「毛穴の奥の奥まで染めときますね⭐️」

お客様は自分では日常の中で十分にできないことを、人に委ねたくて来てくれているんです。
ここではゆっくりしたいんです。

大切なのは、正論を押し付けることではなく、生活の背景を想像すること。
責められるより、“できる日でいいよ”って言ってもらえた方が安心します☆

明日からできること 美容師にできる寄り添い方
もしこの記事を読んでいる美容師さんがもっと伸びたいと思っているなら。
明日からできることはシンプルです。

・カウンセリングでお悩みと日常背景を聞く。
・その日常背景の中で、お悩み解決の為に「出来そうな事を聞く」
・そして「先ずはそこから始めてみましょう☆」などの寄り添う言葉を使ってみてください。

たったこれだけでも、お客様は「分かってくれている」と感じます☆
そしてその安心感こそが、ファンを増やす第一歩になるはずです。

美容師の正解と、お客様の正解は同じではない。
髪は大切。でもその前に「他の大事な事がお客様にはいっぱいあります⭐️」

その大事な事を回す為に、髪の毛で元気になって毎日を過ごしてくださいね☆ ってスタンスが僕は好きです😊

あなたはどうですか?
佐賀市美容室picka 太田 雄二郎

p.s
髪の毛を乾かす時間をスッ飛ばせる魔法の様な🧙トリートメントありますので、気になる方はクリックお待ちしてます✂️